長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

メッシ!エムバペ!どっちも譲らず・・・

前半、予想に反して、フランス代表はまさかのシュート0本。

なんと、デンベレとジルーが、交代をしてしまいました。

エムバペとグリーズマンも、ほとんどボールに触れません。

 

後半も、フランス代表は攻め手が無い状態でした。

ここに来て、ベンゼマの欠場が影響しているみたいです。

一方で、ディマリアが決勝戦に間に合った

アルゼンチン代表が終始、押し気味に試合を進めていましたが、

後半25分になって、初めてエムバペのシュート。

そして、まさかのグリーズマンも交代です。

(たらればですが、ディマリアを下げなければ、違った展開に?)

後半38分にPK、その2分後にもエムバペの連続ゴールで、ついに同点に。

完全にたった一人で、試合の流れを変えてしまいました。

(たらればその2。アディショナルタイムのメッシのシュートが決まっていれば!)

そして、そのまま延長に突入し、後半5分、劇的な勝ち越しゴールを

メッシが決めました!これで決まりとおもったら、

延長12分に、エムバペがまさかのPKを決めて、ハットトリックで追いつき!

決着は、PK戦へ!最初のキッカーは、エムバペとメッシでしたが、

どちらとも決めて、最後に神に選ばれたのは・・・メッシでした!

神の子は、どっち?

36年ぶりの悲願達成?

又は、夢の2連覇か?

 

W杯で優勝出来るなら2年間はバロンドールを辞退してもいい

 

努力すれば報われる?そうじゃないだろう報われるまで努力するんだ

 

努力や意志、そして強い信念さえあれば

この世に不可能など存在しない

 

一夜にして成功するのに、17年と114日もかかったよ

 

17歳でトップチームでデビューして以降、

10度のラ・リーガ優勝、6度のコパ・デル・レイ

バロンドールは、歴代最多の7回も獲得しています。

そして、UEFAチャンピオンズリーグ優勝は4回です。

昨年は、ついにコパ・アメリカを獲得したことで

彼が唯一手にしていない栄冠が、ワールドカップの優勝です。

現在35歳。今大会が、最後の出場と本人も口にしています。

 

人々を驚かせ、自分自身をも驚かせたい。

 

可能な限り、すべての勝利が得たいし、

他人のためにここは譲ろう とは絶対に言いたくない。

すべてを今、勝ち取りたい。

 

フランスを幸せにできて嬉しい。

短い間かもしれないけれど、人々は様々な問題を忘れることができるだろう

 

16歳でプロデビュー。翌年にはリーグ・アン優勝を達成し、年間最優秀若手選手賞、

ゴールデンボーイ賞を受賞しました。その後、4度のリーグ・アン優勝

3回のクープ・ドゥ・フランス、年間優秀選手賞を3回、得点王を4回獲得しました。

そして、19歳の若さで、ワールドカップの優勝を果たしました。

一方で、バロンドールUEFAチャンピオンズリーグの優勝はまだありません。

現在23歳。まだ、あと3回は、ワールドカップに出場出来るでしょう。

 

さて、現在は、奇しくも同じチームに所属している2人です。

チームとしての、総合力では、フランス代表が有利!

それを、アルゼンチン代表、一人一人の努力と意志、

さらには個人の強い信念が、上回るかどうか。

得点王争いと大会MVPにも注目です。

間違いなく、今回の大会は、どちらかの名前を冠した、

“〇〇〇〇の大会”と呼ばれることになるでしょう!

やっぱり神の子だった、

それとも、新しい神の子が選ばれるのか?

それが決まる試合になります。

コミュニケーションの問題?

このまま、日本代表の監督は留任となるのでしょうか?

この4年間を振り返ると、アジアカップで優勝出来ず、

オリンピックもメダルなし、ワールドカップの目標も未達成。

それでも、留任って、やっぱり高校サッカーですか?

JFAが、払える予算のことは分かりませんし、

自分自身も、部活等でスポーツチームの指導者は勿論、

選手としての経験がまったく無いので、正直、分かりませんが

素直に考えたら、同じ国籍で、同じ言語を使っているから

コミュニケーションが取れるって、そんな単純な話ではないと思います。

 

そもそも、昔と違って、今の日本代表の26人中、19人が海外のチームで

プレーしています。恐らく、4年後には全員が、海外選手になる可能性があります。

彼らは、普段の所属チームで、何語でコミュニケーションしているのでしょうか?

チームメイトを始めとして、監督やコーチも全員が外国人の中で、

スタメンを勝ち取って、十分な実績を上げている選手たちではないのですか?

むしろ、JAFの会長を筆頭に、理事会、技術委員のお歴々は、

皆さんが国内チームでの経験しかないのではないですか?

ワールドカップに出場経験があるのは宮本恒ぐらいでしょうか?

彼も海外の経験は、レッドブル・ザルツブルクの1年間だけです。

 

この経験の違いこそが、選手と監督との間のコミュニケーションに

大きな障害となると思うのは、素人の考えなのでしょうか?

 

これは、完全なる邪推ですが、

久保くんや鎌田などの海外リーグで実績を出している選手が、

今大会では、十分に活躍が出来なかった原因の一つには、

監督やコーチが、国内の高校サッカーから大学、そして実業団の経験しかなく、

ワールドカップに選手として出場していない監督との間に

(なにせ、ドーハの悲劇で、出られませんでしたから)

経験の差という、埋めようがないミスコミュニケーションがあったのでは?

 

既に世界のトップリーグで、プレーしている選手は、

そのレベルに合った指導者でないと、

最高の力を引き出すことは難しいと考えます。

実際に、久保くんも鎌田も、jリーグでの実績はそれほどではありません。

 

なので、次の4年後の大会は諦めようと思います。

その次の8年後には、長谷部やウッチーなど、

海外リーグでプレーした経験がある人が

日本代表の監督やコーチになる日を待ちたいと思います。

 

いっそのこと

ウクライナ支援のために、彼の国英雄であるシェフチェンコを監督に招いて

同じくうU -16の有望なFWとGKに、日本人へ帰化して貰って

優秀なコーチ陣も大勢雇えば、ベスト4も夢ではないです!

頂点まで、あと二つ!

2日連続して、0時と4時キックオフは正直、キツいですが

それでも観る価値がある4試合でした。

永遠にオランダ代表推しの自分には、とても残念な結果でしたが、

これで日本代表監督に、ファンハールが就任する妄想に、一歩近付きました。

 

普通に考えれば、決勝戦

アルゼンチン代表 vs フランス代表を予想しますが、

なにせ、大番狂わせが多かった本大会なので、

ロッコ代表 vs クロアチア代表も、面白いと思います。

 

前者の場合は、やはりパリ・サンジェルマンの2人のスーパースター

メッシとエムバペの調子次第でしょうか?

その上で、フランス代表の方が、ケガでベンゼマやポグバ、カンテを

欠いているにもかかわらず、それを補う十分なタレントが揃って居ます。

ジルーにグリーズマンデンベレとクンデもさすがにバルサって感じです。

さらには、イングランド戦でミドルシュートを決めたチュアメニにもビックリ!

彼もレアルの所属なんですね。なので、フランス代表の連覇の可能性は高いと思います。

(もう一人のPSJのスーパースター、ネイマールがベスト4に残ってないのが残念)

 

一方で、今回の大会は、交代が5人に増えて、VARの本格的に導入となり、

さらにはアディショナルタイムの厳格化によって、

サッカーが大きく変わる転換期を、迎えているのかもしれません。

 

前者のようにスーパースターが居るチームが、順当に勝ち上がるのではなく、

後者のような、堅守やハードワークのチームが、優勝するかもしれません。

そうなれば、将来の日本代表にも、勝ち目が見えて来るのですが。

果たして、どうなりますか?

 

とにかく、世界一まで残りのは二つです。

どの組み合わせになっても、3位決定戦も合わせて、

ワクワクする試合になることは、間違いありません。

見えない壁

ベスト8が出揃いました。

ロッコ代表が残ったことは予想外ですが、他は順当だと思います。

準々決勝の4試合が、すべて決勝戦であってもおかしくない対戦ばかりです。

メッシとクリロナが注目ですが、決勝戦まで勝ち上がるのは、

フランス代表とブラジル代表だと予想します。

 

日本代表が、本気でワールドカップ優勝を目指すのなら

「感動をありがとう」はいりません!

ワールドカップは、高校サッカーとまったく違います。

「うつむくなよ 振り向くなよ 君は美しい」のマインドでいる限り、

いつまで経っても、ベスト16の壁は、突破出来ないと思います。

PKを蹴る順番が、立候補制って

マジに高校サッカーレベルだと思います。

何の対策も準備もしてなかったってことですよね?

しかも、5秒くらい誰も手を挙げなかった。

この時点で、既に壁を感じて勝敗は決していたんだと思います。

 

それで負けて帰国したチームが、首相官邸に招かれて『ブラボー』って

そんな国は、永遠にワールドカップでの優勝は出来ません。

森保監督の留任も、世界の常識から見て、あり得ません。

ベスト8進出の目標は、どうなったのでしょうか?

 

同じように、決勝トーナメントの1回戦でPK戦で破れたスペイン代表の方は、

エンリケ監督が、地元メディアから袋叩きにあっています。

日本代表も世界レベルで、戦った経験と実績がある外国人監督を選ぶべきです。

見えない壁の向こう側の世界で、プレーした経験がある監督を期待します。

さらに覚醒するのは?

覚醒とは、

個人(オマエ)が己(オマエ)を

学習する瞬間だ。

 

失敗と試行錯誤を重ね、

それでも勝とうと、極限に立ち向かう時、

バラバラだった成功へのピースが噛み合って、

エゴは開花する。

 

自分より強大な敵と対峙したとき、

弱者は、己の能力を集約させ、新たな方程式を生み出す。

そんな思考と経験の蓄積の上に起こる

「パズル」のピースが噛み合うことで

覚醒が起こる。

 

これは、アニメの『ブルーロック』の台詞です。

 

ついに、ベスト16が決まりました。

やはりベルギー代表とウルグアイ代表が消え去り、

日本代表は、大方の予想を覆して、

強豪のドイツ代表とスペイン代表を打ち破って、

決勝トーナメントに勝ち進みました。

 

いよいよ、これからが本当のワールドカップの本番です。

次は、前回大会の準優勝国、2018年バロンドールを獲得したモドリッチが居る

クロアチア代表と一騎打ちで対戦します。

果たして、日本代表はまたも勝利して、悲願のベスト8なるか?

そうなれば準々決勝は、韓国代表を破るであろう

絶対王者のブラジル代表とのガチンコ勝負が待っています。

 

そのために、三苫、堂安のさらなる“覚醒”が必要です。

久保くんと鎌田の2人は、このまま不完全のパフォーマンスで、

覚醒は無しですかね?

 

前回大会で、覚醒したフランス代表のエムバペ。

今回大会は、彼の大会になりそうな予感がします。

 

 

 

天国と地獄 それを分けるのは〇〇の存在

今日から、いよいよグループリーグの最終戦に突入します。

どのグループも、2試合が同時刻の開始なので、両方が終了した瞬間

まさに“ドーハの悲劇”のとおり、勝敗どころか、場合によっては

得失点差、総得点数、直接対戦の結果によって、

4か国が天国と地獄、決勝トーナメントに進める2国と、

敗退する2国に分かれることになります。

 

全国優勝国のフランス代表、前々回優勝のブラジル代表、

さらにクリスティアーノ・ロナウドポルトガル代表の3か国だけが、

勝ち抜けを決めています。まだ13か国が決まってないのです。

 

日本代表を始め、前回大会で日本代表を大逆転したあのベルギー代表や

第一回大会の優勝国でスアレスカバーニが居るウルグアイ代表も

敗退の崖っぷちです。

 

最後に結果を分けるのは、

そのチームの中に、逆境を感じない“エゴイスト”が

居るか居ないか、ではないでしょうか?

 

ちなみにエゴイストとは、語句の意味は、「利己主義者」。

「他人が被る不利益を省みずに、自らの利益だけを求めて行動する人」

だそうです。

 

古今東西で、最高のエゴイストだったと評されたサッカー選手は

オランダ代表の「フライング・ダッチマンヨハン・クライフだと思います。

 

昔、中田ヒデがクライフに似てると言われて、思わず返した言葉が

 

僕は傲慢でも、エゴイストでもないと思いますけどね…

 

また、柏レイソルでもプレーしたブルガリアのスター選手ストイチコフ

気性が荒く扱いづらい選手と言われていましたが、彼は

 

僕にボールの蹴り方を教えられるのは、ヨハン・クライフだけだ

 

と言ったそうです。

 

以下は、クライフ自身の言葉です。

 

ボールを持てば私が主役だ。

決定するのは私で、創造するのも私だ。

 

攻撃しない、美しくないサッカーにいったい何の価値があるのだろう。

 

サッカーは美しくなければならない。

 

美しく勝利せよ!

 

久保くん、三苫、堂安の3人が、スラダンの花道、流川、宮城のような

エゴイストに化けることが出来れば、間違いなくスペイン代表にも勝てます。

今すぐ、森保監督に『俺を先発で出せ!』と言って欲しいです。

 

そもそもが、第1戦と第2戦で先発メンバーを5人も入れ替えた

いわゆる“ターンオーバー”の是非を、議論する向きもありますが、

シンプルに考えれば、単に海外組と国内組のレベルに差があった。

今の日本代表には、総力戦で3試合を、世界レベルの相手に戦える実力が無かった。

それだけのこと。それが日本代表の実力なんです。