政治家の責任
今週、ついに東京でオリンピックが開催されます。
そして今日、ようやく1回目のワクチン接種を受けることができました。
でも、当選したチケットは、結局、発券されずに払い戻しとなります。
東京にオリンピック誘致が決まった時に言われていた
“東日本大震災からの復興”を全世界に示す、
あるいは、全世界から訪れる観光客を“おもてなし”することも、
まったくありません。それどこか、会場で応援することも出来ずに、
テレビで見るだけです。まるでユーロやコパ・アメリカのように。
(それぞれの決勝戦の会場であるロンドンのウェンブリーは75%の6万人、
直前になって、10%の7,800人だけ観客を入れて行われました。
奇しくも前々回と前回のオリンピックが開かれた都市で、
どちらも開催国が優勝を逃すという、皮肉な結果となりましたが)
いったい誰のための、何のためのオリンピックなのでしょうか?
無観客でも、東京でやる意味があるのでしょうか?
あくまでも結果的にですが、無観客であれば、
前の国立競技場を取り壊して新しく建て替える必要はなく、
水泳会場も辰巳国際プールで十分でした。
体操やバレーボールも10,000人以上の会場を新設しました。
無駄なお金を注ぎ込んだ挙句に、大赤字の“もったいない”大会です。
しかも、いまだに都内の感染拡大が、一向に収まりません。
さらには連日の猛暑です。
コロナ禍がなくても、真夏の開催はやめるべきだったと思います。
開催が今年の10月だったら、国民全員のワクチン接種が済んでいたかも。
総理大臣をはじめに関係大臣、そして都知事も、政治家として、
オリンピック開幕までに、ワクチン接種が間に合わず、
無観客での開催になったことに対して、
責任を取って職を辞するべきだと思います。