長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

2連覇、そして19年後の再び歓喜の地

やはり、ブラジルは強かったです。

スペインも得意のポゼッション・サッカーで、短いパスを繫いで

一度は追いつきましたが、延長後半に、また突き放されました。

両国の選手は、みんな汗だくで、疲れのピークを超えた状態だったでしょう。

それだからこそ、余計に、ブラジルの選手の技術が際立ちました。

(もちろん、スペインの選手も全員が上手いのですが)

 

今日の決勝戦の会場は、奇しくも、

19年前の2002日韓ワールドカップの決勝戦と同じ

横浜の日産スタジアムです。

オリバー・カーンを要するドイツを、ロナウドドゥンガロベカル

ブラジルが破って、優勝しました。

そう言えば、今回のオリンピックでも、

予選リーグでブラジルがドイツと対戦して勝っています。

その試合会場も同じ日産スタジアムです。

(実は、自分はその試合のチケットが当選していました)

残念ながら、今回は無観客試合です。それよりも、残念だったのが、

地上波でのTV放送が無かったことです。

 

自分は、仕方なく、ネットのライブ配信で観ました。

実況が無かったので、まるで会場で観ているかのようで、良かったのですが。

開催国にも関わらず、サッカーの決勝戦を中継しないのが

日本のサッカーの現実なんだと思います。

 

恐らくは、日本の金メダルが掛かった、野球のアメリカとの決勝戦

ちょうど同じ時間帯で開催されていたためでしょう。

 聞いたところでは、野球は、メジャーリーガーが、

今回のオリンピックには、一人も参加していないそうです。

一方で、サッカーの方は、24歳以下が中心とは言え、

一部、パリサンジェルマンリバプールのように

所属選手のオリンピック参加を拒否したチームもありましたが、

(もし、出場が認められていたら、日本は予選リーグの時点で、

フランスにも完敗していたと思います。なにせエムバペは22歳です)

スペインやブラジルには、先日のユーロ2020やコパ・アメリカに出場した選手が

何人も居ます。さらに、ユーロやコパ・アメリカと同じように、

北中米カリブ海の大会であるゴールドカップが、オリンピックと同じ時期に

開催されていて、そちらに主力を取られていなければ、

メキシコが金メダルを取っていた可能性もあります。

いずれもにしろ、間違いなく、世界最高レベルに近い試合だったと思います。

そう言えば、決勝点を決めたブラジルのマルコムも、

一度は所属クラブがオリンピック出場を認めず、代表から外れていた?

その後に認められて復帰したと思います。

 

次回のパリオリンピックで、フランス代表は、

間違いなく、エムバペやグリーズマン、カンテなどオーバーエージを含めて、

最強のメンバーを招集するでしょうね。

そのチームを相手に、どこまでやれるか今から楽しみです。