長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

何が起こるか、わからない

やっぱりサッカーってオモシロイ!って思いました。何が起こるか分からない、まるで人生そのものだと思います。まさか、大会直前にハリル監督が更迭されて、ハメス・ロドリゲスがスタメンから外れ、試合が始まってわずかに3分で相手のディフェンスが一発退場して、PKで日本が先制するという展開を、世界中で、誰一人として、予想しなかったと思います。
よくスポーツでは、“運”も、実力だと言います。だとすれば、やはり素直に西野監督に謝ります。それでも、お馴染みの辛口ご意見番セルジオ越後さんは、さすがです。まったくブレていません。確かに、セルジオさんが言うとおり、一次リーグ突破を考えたら、もっと数的優位を利用して、得点を重ねるべきだったと思います。もしも、3試合が終わって、同じ勝ち点で並んだ場合、相手に得点を許したことが致命的になる可能性があります。なので結局、次のセネガルに勝たなきゃダメな状況は、依然として変わっていません。そしてなによりも、大会前、セルジオさんは、あるネットの記事で次のように言ってました。
サッカーは何が起こるかわからないスポーツ。どんなに力の差が大きくても、10回試合をすれば1、2回は勝てるチャンスがある。開幕前に日本代表がここまで期待されていなかったことは過去になかったと思うけど、だからこそ、西野監督も選手たちも結果を出して見返してほしい。この世界は勝てば官軍なのだから。ただ、勝っても負けても、前述したように大半のメンバーにとってロシアはおそらく最後のW杯。その後の代表チームはゼロからのスタートとなる。それは変わりない。当然、勝つほうがいいに決まっているけど、結果を出しても次につながらない。そこは大きなジレンマだね。
まったく同感です。あのピッチに浅野や井手口、中嶋、堂安が居たらと考えてしまいます。遠藤や大島、植田もベンチでなく、試合に出ていれば良かったのですが。ちなみに、フランス代表の10番は、驚くことに19歳。日本が初めて出場し、フランス代表が優勝したワールドカップ・フランス大会の年に生まれたそうです。間違いなく、東京オリンピックにも出場してくると思います。
まぁ、どちらもしても、応援する立場から言えば、日本代表が“三戦惨敗”するよりは、残りの第2戦、第3戦を、より楽しむことが出来きますので、勝つほうが良いに決まってます。