長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オジサンの“プチ”日帰り独り旅(埼玉県さいたま市)

だいぶ暖かくなってきたこともあり、先週末、急に思い立って、 久しぶりのオジサンの「日帰り独り旅」に行ってきました!と言っても、午後遅めの出発だったので、 今回の旅行は“プチ”です。コースは以下のとおりです。 JR北浦和駅〜埼玉県立近代美術館〜国道…

4367本!

本当にお疲れさまでした。 試合が終わるのを、日本中が待っています。 同点のまま、11回の裏、ツーアウト満塁になりましたが…ズッコ!三球三振でした! 12回の表、マリナーズが勝ち越し! ついにゲームセット!何を語るのか、愉しみです。 その前に、過去の…

乗り越えられない

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』観てから、3日経ちましたが、まだ引き摺っています。 「乗り越えられない (Ican't beat it)」 この街で一緒に暮らして欲しいと、甥のパトリックに言われて、 ケイシー・アフレックが演じた主人公“リー・チャンドラー”が…

悲しみ深く、胸に沈めたら…

今週末も、WOWOWの放送録画で、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』という映画を観ました。 製作がマット・デーモン、監督・脚本がケネス・ロナーガン、主演はケイシー・アフレック(マット・デーモンの親友のベン・アフレックの弟)です。2017年のアカデミー…

押し潰されないように…

宮部みゆきさんの『この世の春』を読みました。 宮部さんの作品では“有る有る”ですが、読み始めは普通の時代劇、でも途中からはオカルト物と思わせておいて、実は……の話でした?さすがです! 「覚えているというよりも、それと共にいることが私の日常なのだ…

「家族の絆」と「子どもの幸せ」とは?

いつものように、WOWOWの録画で、映画『ギフテッド』を観ました。 主人公のメアリーは、まだ七才の女の子ですが、ある秘密を抱えています。 彼女は、いわゆる、生まれながらの“天才”でした。 題名のギフテッドとは、 ウィキペディアよりー ギフテッド(英: G…

映画『スタンド・バイ・ミー』のような話でした。

そう言えば、宮部みゆきさんは、スティーブン・キングが好きだと、何かで読んだ気がします。 第一部『事件』の巻頭に、宮部さんは、あの『ブレードランナー』の原作者フィリップ・K・ディックの言葉を引用しています。 子供って何にも知らない。だけど子供は…

硝子の少年時代を乗り越えて、大人になる

先週と今週の2週連続して、宮部みゆきさん原作の映画『ソロモンの偽証』の前編・後編を、BSの国営放送でやっていました。思わず、引き込まれて観てしまいました。 宮部みゆきさんの原作は、もちろん読んでいます。 映画の方も、映画館には行きませんでした…

何が本当か?“記憶”と“妄想”の違いは?

白石一文さんの新作『プラスチックの祈り』を読みました。 いやはや、参りました。 詳しい内容は、伏せますが、とんでもない作品でした。 単行本で、643ページにも及ぶ大作です。 ずっしりと重いです。 本の重さもそうなんですが… 白石一文さんが、これまで…