長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

オジサンの“プチ”日帰り独り旅(埼玉県さいたま市)

だいぶ暖かくなってきたこともあり、先週末、急に思い立って、
久しぶりのオジサンの「日帰り独り旅」に行ってきました!と言っても、午後遅めの出発だったので、
今回の旅行は“プチ”です。コースは以下のとおりです。

JR北浦和駅埼玉県立近代美術館国道17号線〜埼玉県庁〜鹿島湯〜JR浦和駅西口

そもそもの目的地は、たまたま新聞の展覧会の紹介記事で見た、ある企画展です。それは…
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『インポッシブル・アーキテクチャーもうひとつの建築史』完成には至らなかった建築作品の展覧会です。
会場は、埼玉県立近代美術館。JR京浜東北線北浦和駅からわずか徒歩3分!の北浦和公園内にあります。

展示品も、ロシア・アバンギャルドのウラジミール・タトリンの「第三インターナショナル記念塔」に始まって、ミース・ファン・デル・ローエの美しいフォトモンタージュ、菊竹清訓先生、黒川紀章先生の図面と模型など、どれも教科書で見た物ばかり(何を隠そう実は…30年前、自分は建築科の学生でした)。中でも、安藤忠雄先生の「中之島プロジェクト」と、磯崎新先生の「東京都庁コンペ」のデザイン画は圧巻!しばらく見惚れてしまいました。
そしてご存知“アンビルトの女王”ザハ・バディドさんは、今回の企画展の目玉です。あの不思議な貝のようなヘルメットか宇宙船みたいな新国立競技場を、模型や映像だけでなく、実際に観てみたかったです(隈研吾先生の作品も、嫌いではありませんが…独創性で負けています)

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ちなみに、埼玉県立近代美術館の建物自体、興味ある建築でした。なんと、黒川紀章先生の作品です。
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今回初めて、浦和で降りた(いつも通過していた)ので、すぐ帰るのももったいないので、浦和駅まで、一駅だけ歩いてみることにしました。浦和は、元々、中山道の宿場町だったそうです。国道17号線を歩きましたが、途中には、埼玉りそな銀行(旧埼玉銀行)の本部や、NHKさいたま支局、さいたま市消防署、そして、さいたま市役所と、まさに埼玉県の中心地です。どの建物も堂々として立派でしたが…
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やはり、埼玉県庁が一番立派でした。広い敷地の中に、幾つも建物が並んでいて、まるで大学のキャンパスみたいでした。地方裁判所検察庁も、道路を渡った場所にありました。
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この日はお天気が良く、少し歩いて、薄っすらと汗をかきました。そこでネットで調べて、県庁からわずか徒歩5分の「鹿島湯」という、昔ながらの銭湯に行きました。シャンプーを30円で売ってました。
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その後は、JR浦和駅西口まで歩いて、これもネットで調べた行列が絶えないラーメン屋さんに入りました。スープはもちろんのこと、麺もメンマも激ウマ!何と言っても、鶏チャーシューが絶品でした。
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最後に、浦和と言えば、忘れてはいけません!街のそこら中、幟が掲げられてました!駅前ロータリーにも大きな看板があって、駅ビルの中にはオフィシャルショップがあるみたいです。さすがですね。

4時間の滞在でしたが、十分楽しめました!
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