4367本!
本当にお疲れさまでした。
試合が終わるのを、日本中が待っています。
同点のまま、11回の裏、ツーアウト満塁になりましたが…ズッコ!三球三振でした!
12回の表、マリナーズが勝ち越し!
ついにゲームセット!何を語るのか、愉しみです。
その前に、過去の会見から…
「子供の頃から、人に笑われてきたことを常に達成してきた自負はあります。
小学生の頃、毎日練習して近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』と笑われていた」
(中略)
人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にある。これからもそれをクリアしていきたいという思いは
あります」
「誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思い
をしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、
誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」
深夜にもかかわらず、集まった記者は、300人近く居たそうです。
チャツト数も、見たことがないスピードで増え続けて、ついには20万人を超えていました。
会見時間は1時間20分以上にも及んで、一つ一つの質問に対して、丁寧に、時には笑いを交えながら、
また時折、真剣に考え込んで、言葉を選びながら、答えていました。
「人より頑張ることなんて、とてもできない。あくまでも、秤は自分のなかにある。
自分なりの秤をつかいながら、限界をちょっと超えることを、繰り返していく。
そうしたら、いつの日かこんな自分になっているんだという状態。
少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけない」
「メジャーや、新しい世界に挑戦するのは、勇気がいるが、成功すると思うから行く、
失敗しそうだから行かない、という判断基準では、きっと後悔を生むと思う。
自分がやりたいなら、やってみればいい。できると思うから挑戦するのではなく、
やりたいと思えば、挑戦すれば良い。そうすれば結果に後悔はないと思う」
どこまでもブレない。他人の評価に惑わされない。筋金の行き方だと思います。
それに比べて、いちいちグラつく我が身を振り返ると“反省”しかありません。
それでも、自分が将来、第一戦から身を引くときに「まったく後悔はない」と言い切れるような、
一日一日を重ねていきたいと思いました。「あろうはずがない」とまでいかないにしても、
強がりでも良いから「やれるだけのことはやった」と言いたいです。
これが“言うは易く、行うは難し”。ましてや、継続し続けるとなると…
でも“出来る”“出来ない”ではなく、自分が“やりたい”かどうか、
まずは“やる”決めることからですね。