長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

4367本!

本当にお疲れさまでした。
 
試合が終わるのを、日本中が待っています。
同点のまま、11回の裏、ツーアウト満塁になりましたが…ズッコ!三球三振でした!
12回の表、マリナーズが勝ち越し!

ついにゲームセット!何を語るのか、愉しみです。

その前に、過去の会見から…

子供の頃から、人に笑われてきたことを常に達成してきた自負はあります。
 小学生の頃、毎日練習して近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』と笑われていた」
(中略)
 人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にある。これからもそれをクリアしていきたいという思いは
 あります」

誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思い
 をしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、
 誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」

深夜にもかかわらず、集まった記者は、300人近く居たそうです。
YouTubeライブ配信を、最初から最後まで、息を止めて観入ってしまいました。
チャツト数も、見たことがないスピードで増え続けて、ついには20万人を超えていました。
会見時間は1時間20分以上にも及んで、一つ一つの質問に対して、丁寧に、時には笑いを交えながら、
また時折、真剣に考え込んで、言葉を選びながら、答えていました。

「人より頑張ることなんて、とてもできない。あくまでも、秤は自分のなかにある。
 自分なりの秤をつかいながら、限界をちょっと超えることを、繰り返していく。
 そうしたら、いつの日かこんな自分になっているんだという状態。
 少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけない」

「メジャーや、新しい世界に挑戦するのは、勇気がいるが、成功すると思うから行く、
 失敗しそうだから行かない、という判断基準では、きっと後悔を生むと思う。
 自分がやりたいなら、やってみればいい。できると思うから挑戦するのではなく、
 やりたいと思えば、挑戦すれば良い。そうすれば結果に後悔はないと思う」

どこまでもブレない。他人の評価に惑わされない。筋金の行き方だと思います。

それに比べて、いちいちグラつく我が身を振り返ると“反省”しかありません。
それでも、自分が将来、第一戦から身を引くときに「まったく後悔はない」と言い切れるような、
一日一日を重ねていきたいと思いました。「あろうはずがない」とまでいかないにしても、
強がりでも良いから「やれるだけのことはやった」と言いたいです。

これが“言うは易く、行うは難し”。ましてや、継続し続けるとなると…
でも“出来る”“出来ない”ではなく、自分が“やりたい”かどうか、
まずは“やる”決めることからですね。