長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

レ・ミゼラブル ああ無情

先日、NHKで放映された番組『SWITCH インタビュー 達人達』を観ました。

漫画家の真鍋昌平さんX心理学者で作家の加藤諦三先生の回でした。

見終わって、即、真鍋さんの最新作『九条の大罪』の1〜4巻を買いました。

まだ1巻しか読み終わっていませんが、

この作品は、今の日本を舞台にした『レ・ミゼラブル』だと直感しました。

 

1巻の表紙カバーの折り返しに、作者である真鍋さんの自筆文があります。

 

気がついたら

居場所を奪われて

手遅れにならないよう

先手をうったつもりの努力が

速過ぎる時代の流れに押し流されて

本当にいたかった場所を 見失う

自分の漫画の描き方は常に新しい人新しい場所で

なにも知らない自分の無力感から自尊心を見失い、

惨めな気持ちで葛藤している

(後略)

 

あらためて、4巻まで読んだ後、感想を書きたいと思います。

この作品は、間違いなく、1〜2年のうちにドラマ化されると思います。

その時に、主人公の九条間人を誰が演じるか、とても楽しみです。

ウシジマくんを演じた山田孝之さんか、あるいは

ビジュアル&キャラからすると、やっぱり最愛の井浦新さんはどうでしょうか?

それともアバランチ綾野剛さんもアリです。

共演者の烏丸真司の役にも、それなりのイケメン若手俳優が配役されると思います。

脚本家が野木亜紀子さんだったら、最高ですね。