映画化出来るでしょうか?
FM東京のラジオ番組で『劇場版バーニング』に対する村上春樹さんのコメントが紹介されました。
「(作品を)観ました、面白かったですね。イ・チャンドン監督は、すごくいい監督ですね。観ていて楽しかった。原作にあんまり忠実に作られていると観ていて疲れちゃうんですけど、あれくらい変えてあると『どうなるんだろう?』と思いながら観るから、結構楽しい。35年ぐらい前に書いたものなので、ほとんど自分でも筋を忘れているんですよね。僕は、自分の短編小説を映画にするのは割と好きなんです。長編はあんまり気が進まないんだけど、短編を映画にするには、(ストーリーを)膨らませないと映画にならない。そういうのが好きなんですよね。映画と小説は別だから、それがはっきり別になっているほうが僕としてはうれしいですね」
これからも、どんどん映画化して欲しいですね。
自分個人としては、春樹さんの短編よりも、長編の方が好きです。
また、長編ではありませんが『国境の南、太陽の西』や『スプートニクの恋人』もお願いしたいです。『劇場版バーニング』のように、日本を舞台にするよりも、他の国で、日本人俳優でない方が楽しめるような気がします。
どうでも良い話ですが、
『劇場版バーニング』を映画館で観たとき、隣に座ったオジサンは、途中から寝てました。
まぁ評価が両極に分かれるのも、春樹さんの作品らしくて、アリだと思いますよ。
ちなみに『ハナレイ・ベイ』は、まだ観ていません(WOWOWでやって欲しいです!)。