長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

プロフェッショナルとは?(その4)

再放送を観ましたので、一週間遅れになります。
お馴染みの1チャンネルの番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』です。
2020東京オリンピックの式典の演出も手がける、「人の光を、解き放つ」演出振付家MIKIKOさん。
星野源さんの「恋ダンス」 やPerfume など数々のアーティストを、これまで輝かせてきた人です。

「他人と自分を比較して、自分に自信が持てない。弱い自分とどう一緒に歩んでいますか?」
という13歳からの質問に対して、次のように答えていました。

「人に褒められたことって、すぐ壊れる自信しかつかないから、
 自分でちょっとずつでもいいから蓄えた自信が、最終的に味方になってくれるので。
 自分が今やってることはムダじゃないかなとか、怠けていないかな、という
 自分の中で自問自答の時間が長ければ長いほど、魅力的な人になるんじゃないかな

自分を甘やかさずに、自分と向き合ってきた人の言葉だと思いました。

そして、いつもの番組ラストの質問。「プロフェッショナルとは?」と聞かれて、

「自分を信じて、相手を信じて、相手を信じた自分を信じるやり取りがあって、
 こだわるべきことと、委ねるべきことの線引きが、クリアであること」

と答えています。
まさに言葉で“言うは易く”、行動として“行うは難し”だと思います。
日々の積み重ね“試行錯誤”“七転び八起き”“自問自答”を散々繰り返すことで、
まっすぐブレない芯が通った自分があって、ようやく出来ることだと思います。