長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

普通のことが普通に。当たり前のことが当たり前に行われる。

夜になると、僕は化け物になる。

次の住野よるさんの作品は『よるのばけもの』です。
読み終わった後、この本はとても怖い話だと思いました。

「昼の姿と夜の姿、どっちが本、当?」

アドラー先生もおしゃっていました。「嫌われる勇気」があれば、自由に生きられると。

その日の夜、久しぶりにぐっすりと眠ることが出来た。

普通のことが普通に言えて、当たり前のことが当たり前に行われること。
それが、「正しい社会」なんだと思います。
こんな話を書く、住野よるさんって、本当に怖い人だなぁと、あらためて思いました。

Wikipediaによると、

自身へのインタビューで、100人の僕の作品が好きな人がいるとして、70人は『君の膵臓をたべたい』が好きといって、27人が『また、同じ夢を見ていた』が好きといって、3人が今作を好きといってくれるような感じの作品であると答えている

とのことです。思わず納得です。自分は好きです。
次の住野よるさんの作品も、図書館で予約しました。順番待ちで、しばらく掛かりそうです。