長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

闘う人の応援歌!

昔、中島みゆきさんの『ファイト!』を初めて聴いたときに

感じたのと、同じ衝撃です。

 大泉洋さん、松たか子さんには、申し訳ありませんが、

ドラマを遥かに超えています。

たぶん、ドラマは放送が終われば、すぐに忘れられると思いますが、

この歌は間違いなく残ります。言葉と音楽が、心に直接、響いてきます。

 

歪んで傷だらけの春
麻酔も打たずに歩いた
身体の奥底で響く
「生き足りない」と強く

また味わうさ
噛み終えたガムの味
やりきれないままの心で
1つ1つ無くした果てに
ようやく残ったもの

これが愛じゃなければ
何と呼ぶのか僕は知らなかった
呼べよ花の名前を
ただ1つだけ張り裂けるくらいに

鼻先が触れる
呼吸が止まる
痛みは消えないままでいい

闘わない人には、たぶん分からないとは思いますが、この歌は、間違いなく、闘う人のための応援歌だと思います。

特に2番の

『誰も悲しまぬように 微笑むことが上手くできなかった

 一つただ一つでいい 守れるだけで それで良かったのに』

 の部分は、現場でケースに寄り添うケースワーカーや児相職員が

涙すると思います。