長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

胸を張って帰ろう!

いろいろあって、“かわいそうなオリンピック”ですが、

試合終了の笛と同時に、久保建英選手が倒れ込んで、

しばらく声を上げて泣いていました。

おかしな言い方ですが、本当に良かったと思いました。

 

吉田麻也選手のインタビューに尽きると思います。

『完敗です。胸を張って帰ろうと思います』

 

準決勝のスペインも、今日のメキシコも強かったです。上手かったです。

通常のリーグ戦が、週1〜2試合が基本であることを考えても、

中2日で2週間の間に6試合、かなりハードな日程を勝ち抜いた、

ブラジル、スペイン、メキシコの3ヵ国はさすがです。

FIFAランキングでも3位、6位、11位の強豪国の中で、

日本はずっと下位の28位です。

しかも、いずれも金メダルを取ったことがある国です。

日本が開催国とは言え、ベスト4まで残れたことは、大健闘だと思います。

 

『今までサッカーをやってきて、こんな悔しいことはない』

 

次のパリオリンピックでの久保選手は、23歳ですので、

また出場できるのでしょうか?

今日負けた悔しさは、必ず、これからの日本代表を強くすると信じます。

大いに期待が膨らみました。本当に良かったです。

 

三苫薫選手、前田大然選手、上田絢世選手、田中碧選手も

恐らく海外のチームに移籍して、すぐにA代表に招集されるでしょう。

次はW杯でベスト4を!