長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

勝者と敗者を隔てるものとは?

今朝と昨日の明け方、準決勝が行なわれました。
対戦した4か国、いずれも素晴らしい闘いでした。本当に、どこが勝ってもおかしくない試合でした。
実際にどちらも試合も、1点差でした。では、勝敗を分けたものは、なんだったのでしょうか?

残ったどの国にも、絶対なカリスマエースはいません(PSJやレアル、マン∪など、トップクラスのチームで活躍している選手はいますが)。また、世界的な有名監督もいません(選手として、フランス代表の優勝メンバーのデシャン監督とアンリコーチが、かなり有名ですが)。確かに、キーパーのスーパーセーブが数多くありましたが、それは敗れたベルギーとイングランドも、同じでした。では「運」でしょうか。それとも「執念」なんでしょうか?

フランスは、ベルギーのカウンターを警戒して、エムバペのスピードを抑えてまでも、慎重に、そして守備的にゲームをコントロールして、失点をしないことに成功しました。
一方、クロアチアは、2試合連続して、先制されてから追い付いて、延長線とPK戦を勝ち抜いたのに、それでも諦めず、またもや追い付いて、延長線でイングランドを下しました。果たして、イングランドの「慢心」なのか「油断」なのか「若さ」なのか、あるいは誰かの「呪い」なのでしょうか?

そして順当に行けば、フランスの優勝で間違いないです。ここまで無得点のジルーが活躍するような気がします。でも、やはり試合が終わるまでは、何が起こるか分かりません。もしかするとW杯の神様は、何が何でも、「5大会ごとの初優勝の法則」を実現したいのかもしれません。
また、決勝戦の前には、3位決定戦があります。「モチベーション」から言えば、ベルギーが勝者になると予想しますが、さてどうなりますか?