長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

残りは、2試合!

残り2試合です。ただ一つの優勝カップを目指す大会に、3位決定戦は 、不必要との意見があるようですが、実はサッカー好きには、ある意味で一番楽しめる試合が、3位決定戦なんです。
それは、両方の国が優勝という呪縛を解かれて、失うものがなく、ガチンコ勝負になるからです。どちらもの国も、この前の準決勝のフランスのように慎重に守備的になる必要はありません。また、後半でリードされた方の国は、死にものぐるいで点を獲りに来ます。(逆に言えば、決勝戦は結果がすべてなので、両方が慎重になり試合としては、緊張感はあっても、内容的にはツマラナイことが多いです)
さらに特に今大会の得点王争いが、今日の試合で決まる可能性が高いため、両国のエースが2〜3点を獲りに来ることが、期待できます。さらには、イングランド以上に、ベルギーの方がかなり強い思いで、勝ちに来ると思います。あと1時間で、キックオフ。W杯の歴史に残る試合になると予想します。

前半を終えて、ベルギーが1ー0でリード。早い時間に先制されてしまい、イングランドの方は前試合から中2日の疲れからか、動きが良くありません。後ろでパスを回す時間が目立ちました。
このままでは終わらないと思いますので、後半に期待です。

後半の頭からイングランドが二人交代したことで、動きが見違えるほど良くなり、期待通りのお互い攻め返す、スゴい試合になりました。ルカクが居なくなったのが、残念ですが、イングランドに傾いた勢いを変えるための采配なんだと思いますが。いやー、デブルイネとアザール!さすがです!お見事!

後半は、まさに最高の試合でした!イングランドが、同点ゴールを決めてたら、違う結果になったかもしれません。ベルギーの高速カウンターとイングランドのセットプレー、間違いなく、この2か国が今大会で、ナンバー1、2のチームだと思います。
4年後は無理でも、8年後、12年後には、日本代表にもルカクとデブルイネ、そしてアザールのような選手が、イングランドのように、途中交代で出た選手が、試合の流れを変える控え選手層の厚さが、備わることを期待します。ちなみに、ハリル前監督が目指した「縦に早いサッカー」って、ベルギーの高速カウンターのことでは?と思ってしまいました。

さて、明日はついに決勝戦です。