長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

限界に限界なし。入念な準備で奇跡を。

試合開始まで、あと4時間です。

以下は、今年5月に亡くなった元日本代表監督の

イビチャ・オシム氏の言葉です。

 

私には、理想とするサッカーはない。

「こういうチーム」と決めてしまうと、それ以上のチームにはならないからだ。

完璧と言えるチームはないと思っているし、

起こりうる状況の中で常に前者して行くだけだ。

 

前に出ること。

それだけでサッカーは即座に美しくなる。

少しリスキーではあるが美しい。

 

やることをやって、もし負けるのなら

胸を張って帰れるはずだ。

 

ブラジルが一番と決まっているのだったら、

ほかの国は、サッカーをやる必要はない。

だから、サッカーは面白いんだ。

強いと言われていても、彼らが常に勝つわけではない。

 

リスクを負わないチャレンジはない。

そういう日本人に欠けている哲学の部分を、埋めたいと考えていた。

 

限界には、限界はありません。限界の定義は何だと思いますか?

限界は、個々の選手の目標であって 限界を超えれば、次の限界が生まれます。

 

他人に責任を押し付けているならば、

サッカーという仕事をすることは出来ません。

 

エゴイズムは、プレッシャーへの強さでもある。

エゴイストだから外すでは、監督として単純すぎる。

 

奇跡といっても、自然に起きるわけではない。

奇跡がなぜ起きるのか、プロセスを研究する必要がある。

毎日奇跡が起こるわけではない。奇跡は金で買うことも出来ない。

入念に準備をした上でしか、奇跡は起きない。

 

どの言葉も、サッカーだけでなく、人生の名言だと思います。

 

今日の試合の結果に関わらず、

ドイツ代表は、いつか日本代表が超えないといけない存在です。

これからも日本のサッカーは、次々と限界を突破して、

どこまでも進化を続けて欲しいです。