長介の髭 消えないままの痛み

犬と本と漫画、映画にドラマ、ときどきお出掛け。消えない傷を残して、前に歩む毎日。

本物の勇気、本当の勇気、真の勇気

引き続き、みどりさんが言った“本物の勇気”について考えています。

 まずは、松下幸之助さんの言葉です。

「本当の勇気というものは、一つの正義に立脚しないことには、
 また良心に顧みてこれが正しいと思わないことには、
 湧いてこないと思うのです。
 だから勇気が足りないということは、
 何が正しいかということの認識が
 非常に曖昧であるところから出てきている姿では
 ないかという感じがします」
 
次に、本田宗一郎さんの言葉です。

「勇気というのは強いからとか、
 勇ましいから勇気があるというのではない。
 たとえ、自分にとってどんなに不利な結果になろうとも、
 自分が真実であり、妥当であると考えたことを認め、
 それに賛成することこそが勇気である」

そして、稲盛和夫さんの言葉です。

「全従業員の物心両面の幸せを 守らなければならないリーダーは
 真の勇気を持っていなければなりません。
 同時に卑怯な振る舞いがあってはなりません。
 経営者は決してぼやいてはいけないのです。
 逆境であればなおさらです。
 たとえ虚勢であってもいいですから そこで踏ん張るのです。
 苦しいときには、誰だって勇気があるわけではありません。
 縮み上がって逃げていきたいようなときに
 踏みとどまるのを、『真の勇気』というのです」
 
もう一つ、稲盛和夫さんの言葉です。
 
「仕事を正しく進めていくためには 勇気が必要です。
 しかし、そこでの勇気とは、蛮勇とは違います。
 真の勇気とは、自らの信念を貫きながらも、節度があり、
 怖さを知った人、つまりビビリをもった人が
 場数を踏むことによって
 身につけたものでなければなりません」
 
 “蛮勇”との違いは“正しい心”“正義の心”=“きれいごと”に
立脚したときに湧いてくるもの。
それが“本物の勇気”ってことなんでしょうか?
さすが、世界最強の保護観察中女子のみどりさんです。
“ビビリをもった人”って、まんま佳代ですね。